介護
投稿日:2023/09/01
更新日:2024/10/14
ナースコール無線化は日々進歩している!どんなメリットがあるか調査

目次
昨今は、介護現場でのIT機器活用が求められる中、ナースコールの無線化は注目を浴びています。
ナースコールは、入居者様の安全を確保するためと導入される施設も多く、現状では有線式を活用していらっしゃることも多いです。近年ではナースコールにも無線化の動きが出ており、有線式から入れ替えることでどのようなメリットがあるのか調べました。
ナースコールとは何か解説したのち、無線化したナースコールのメリット・デメリットを紹介します。

ナースコールとは

ナースコールは、医療施設や介護現場で患者や利用者がスタッフを呼び出し、必要なやり取りを行うためのツールです。
利用者の要望や身体的異常、疑問などを効率的にスタッフに伝える役割を果たしています。病院や介護施設では設置が義務付けられており、自宅で介護を行う方にも需要が増加しています。高齢者が安心して暮らせる環境がますます整備されていることが分かります。
有線式ナースコールの課題
ナースコールは古くから用いられており患者や利用者が用事を伝えるための呼出用ボタンとして活躍してきました。
施設の特性に合ったものを使っていることが多いですが、有線式タイプならではの悩みや課題が出てきたのも確かです。
- 有線式ナースコールは専用の配線工事が必要であり、導入に時間とコストがかかる
- 配線のルートなどに建物上の制限があり、ナースコールの配置が限定される可能性がある
- 基本的にナースコールは固定されているため、スタッフの使用範囲が限られる
これに対して、無線式ナースコールはその持ち運びが出来ることと柔軟な配置、メンテナンスの容易さから、近年注目をされています。
ナースコールの無線化によるメリットとデメリット

以上の有線式ナースコールの課題に対して、無線化を行うことでそれを解消することができます。以下に具体的なメリットをご紹介します。
メリット①:費用が安く導入できる
無線化タイプのナースコールだと、特にコストが安くなることが特徴です。
通常の有線タイプは大掛かりな工事が必要になることが必須なので、人件費や本体代を含めるとかなりの値段がかかってしまいます。
一方で、無線化タイプのナースコールだと基本的には配線工事が不要です。これにより、導入コストが抑えられ、設置場所も柔軟に選べる利点があります。
メリット②:どこへでも持ち歩ける
ナースコールが無線化されると施設内のさまざまな場所に対応できます。また、有線タイプとは異なり居室内のベッド配置に左右されず置き場所に困ることがありません。
さらに、居室、トイレ、浴室など様々な場所での利用にも対応しているものもあります。Wi-Fi環境が必要ですが、導入することでICT機器との連携も可能です。
メリット③:工事不要で導入までの時間が短縮できる
無線ナースコールは本体をコンセントに挿すだけで利用できるものも多く、導入から利用開始までの時間を大幅に短縮できることが利点です。

ナースコースの無線化によるデメリット

メリットがある一方でデメリットもあります。ここでは、ナースコールを無線化することで起こるデメリットと対策方法について紹介します。
デメリット①:本体が常に作動している必要がある
無線化することによるデメリットは、電池や電源との接続が必要になることです。当然、電池が切れてしまうとナースコールも使用できなくなりますので、定期的なメンテナンスと電池交換もしくは充電することが必要です。
デメリット②:呼び出しが途切れるなどの通信不具合が起こりうる
無線式だと、有線通信に比べて障害物や距離、電波干渉などの要因により動作環境が不安定になりやすいというデメリットがあります。このため、無線を利用する際には、その特性を理解し、問題が発生する可能性を予測して適切に使い分けることが重要です。
たとえば、音声が途切れたり、ナースコールを押しても反応がなかったりすることが考えられます。
通信環境を整え、無線式ナースコールの利用範囲に電波が通るよう置き場所やレイアウトを変えることが必要になる可能性があるので注意しましょう。
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ナースコールのスマートフォン連携機能とは

また、近年ではスマートフォンに連携可能なナースコールも販売されています。
スマートフォンと連携したナースコールシステムは、患者がボタンを押すだけで院内スマートフォンに呼び出し音と患者情報が表示される仕組みです。
複数の端末に呼び出しを送り、応答できない場合は他の看護師に転送されます。連携先として、電子カルテや患者データが該当となっていることも多いです。
なかなか機器に慣れていない方もいますが、スマホで確認できるので簡単に利用でき、複数のアプリや通信手段も利用可能で作業負担自体を減らすこともできるでしょう。
ナースコールの無線化で広がる可能性
ナースコールの無線化は、コードのない利便性だけでなく、Wi-Fiとの連携やセンサー情報の管理、カンファレンスなどで働く方のサポートを多岐にわたって行います。
例えば、センサー情報を活用することで、夜間巡視やデータ入力をする手間が省けたり、介護スタッフの負担軽減や離職防止にもつながります。このようなナースコールの進化により、施設のケアの質が向上するのはもちろんプライバシー配慮された見守りを通して入所者さまのQOL向上などにも相乗効果が出てくるでしょう。
今後は、このようなナースコールシステムの導入が進化して、より働きやすい環境が作られる可能性があるでしょう。技術は日々進歩していくので、まずはこういった機器を介護現場で活用することから初めて見ることは今後の運営にも役に立つでしょう。
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